マルチリンガル、マルチカルチャーでの子育てを考える

日本人の私たちが海外旅行をしたり、海外に住む理由。

それは、自分たちが日本人であるというアイデンティティの
再認識と日本、そして日本人の素晴らしさを再発見するためだと思う。

マレーシアに少し、暮らしてみて感じるのは、文化面や歴史の奥行きのなさ。
そしてそれは、そこに住む人たちの魅力に欠けてしまうように感じてしまう。

いろいろな人種、文化、習慣、宗教、言葉が入り交じる中、
感じるのは、そこの町や文化、習慣を形成する一番の根底に
なるものが、宗教や風習である。

マレーシアはイスラム教がベースとなっているし、タイは仏教である。

この宗教の違いだけで二つの国のベースとなる社会基盤的な部分は
大きな違いを見せる。

宗教がベースで習慣が形成されていくが、そこの気候や風土も
習慣や風習に大きく影響をしてきて、その宗教や風習が人の

人格形成にも大きく影響を及ぼしその国の民度、町づくり、
衛生面にも影響をしてくる。

そしてその宗教、文化、風習、民度はその国の言葉にも影響をし、
深みのある言語を育成させていき、その言葉がその国の人々の
文化レベルを高めることに影響をしてくる。

どのような環境で、どのような宗教観で、どのような言葉で、
どのような文化、風習の中で、生まれ育つかというのは、人格形成に
大きく影響する。

日本という古い歴史、奥行きのある素晴らしい文化、風習があるのに、
それを放棄して、外国の文化で育てる、外国語を学ばせて、日本語を
しっかりと学ばせない、日本の文化や習慣、食文化を学ばせないのは、
本当にもったいないことだと思う。日本人は世界で最も、歴史があり
奥ゆかしく、味わいのある文化、伝統をもった国であり人種であると思う。これは、誇りにするべきことである。

例えば、子供に英語が話せるようになってほしいからという理由で
小さいときから、マレーシアやフィリピン等に語学留学をさせるのは
日本人としてのベースが怪しくなり、何人かわからない大人になって
しまう。少なくとも日本では通用しない人物に育ってしまう。
(外国企業に就職をして、日本との架け橋的な仕事をするにはOKだが、
純粋な日本国内の企業への就職は、日本の大学に行かない限り難しい)

ただ、ずっと日本にいるだけでは、日本の素晴らしさ、日本人の素晴らしさを
認識することが難しい。(あたりまえになりすぎて)

だから、できることなら、日本と外国の両方の環境で育てて、日本の文化の
素晴らしさを体に染み付かせて、覚えさせることと、外国で異文化をたくさん
経験させて日本の素晴らしさを再発見することが大切だと思う。

0歳〜4歳ぐらいは、日本の田舎で育て、できることならおじいちゃん、
おばあちゃんにたくさん遊んでもらって育つのがいい。
この時の保育園は100%英語ベースの保育園で、このときから英語に
耳を慣れさせておくのがいい。

5歳〜7歳は、海外の幼稚園、小学校に入れて言語としての英語のベースを
固めるとともに、外国人の表現力の豊かさや、多様性を受け入れる能力を
身につけておいた方がいい。
この時に日本語の教育は自宅でしっかりと行い、週末は補修校などにも
通わせるといい。また、インターナショナルスクールが休みとなる
6月〜7月の2ヶ月間は、日本に帰国をして日本の小学校に一時的に通わせた方がいい。この時期の海外のインターナショナルスクールのおすすめ先としては
マレーシアのクアラルンプールかペナンである。学費が年間50万〜70万円ぐらいと安く、生活費も安い。2年ぐらいの滞在なら、あきずになんとかやっていける。

8歳〜12歳は、日本の学校に通わせ、日本語をしっかりと勉強させる。
外国の日本人学校でもいいが、やはり理想は日本の環境で日本の学校で
通わせる方が、日本の文化面も勉強できておすすめである。
この12歳ぐらいまでに第一の母国語としての土台をしっかりとつくって
おかないと、日本語も英語も中途半端な子供に育ってしまう。
まずは、日本人として言葉も文化面もしっかりと勉強させることが大切だと思う。

13歳〜15歳は、外国でインターナショナルスクールに通わせてもいいし、
日本の学校に通わせてもいい。外国にある日本人学校に通わせるというのも
一つの選択肢の一つとしておすすめである。外国にある日本人学校は、
みんな2〜3年で出入りするので、みんな転校生の気持ちがわかり、
やさしい。いじめなどがほとんどなくアットホームな雰囲気のところが
多い。学校以外は外国の環境なので、英語の勉強をするにも異文化を
経験するにもいい。

16歳〜18歳は、外国のインターナショナルスクールに通わせ、ビジネスで
世界で通用する英語をしっかりと身につけさせた方がいい。

19歳からの大学は、帰国子女扱いで、日本の有名大学に入るか、
そのまま、外国の大学に行ってもいいし、別に大学に行かなくてもいい。
日本語と英語をネイティブレベルでコミニケーションができ、
異文化をたくさん経験しているだけで、その子の人としての能力は高い。

インターネットで何でも調べられる時代となり新しい技術が次々と出て来る今、教室の中で机の上で、興味の持てない勉強をする意味はほとんどない。

母国語の日本語と英語の言語力をしっかりと深め、いろいろな体験から
自分で考え、学ぶ、問題解決をする、そういう教育をしていくべきである。

親が子供の教育として送ってやれるプレゼントは、学校というブランドではなく、マルチリンガルでマルチカルチャーな子供に、そして日本で、世界で経験をしたさまざまな体験が、何よりの教育だと思う。

極論を言えば、無理に学校に行かせる必要もない。興味さえあれば自分で
何でも学べる時代だ。それでも学校に行きたいと思える楽しい学校環境、
教育環境を親は子供として用意をしてやるべきだと思う。

子供は自分の成長の環境を自分で決められない。親がセッティングをして
やる必要がある。その環境や教育方針が子供の未来を決めて、子々孫々と
影響をしてくるのだと思う。

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