GNH(国民総幸福感)を目指す社会へ

先日、台湾の前世占いをしてもらう機会があった。テレビ番組の不思議発見で紹介されていて興味を持ったので、家族でみてもらった。少し眉唾で行ったのだが、仕事や自分の事で言われることが、当たっているというより、心も含めていろいろなことが見透かされていると感じた。今までの私の中での理解や常識を超えた何かがそこにはあった。

沖縄にも、ユタという霊媒師のような占い師がいる。沖縄の人々は、重要な意思決定はユタに委ねる。(結婚や事業、家を建てるとか)それも、恐ろしいぐらい言い当てられる。言い当てられるのは、当たり前で、その人にとってどのような素晴らしい提案をするかどうかが、鍵なんだと、専属のユタを持っている人は言う。 私も、今回、台湾で占ってもらった経験で、通常では理解できない能力や世界を少し理解し、前世というのも信じるようになった。そう考える前は、いつ死んでも後悔しないように『今』を生きようと刹那的であった。前世、来世があると思うことで、永遠に生きるために自分を高めて行こうと変わった。前世がほんとうのところあるかどうかは、わからないが宗教というのは幸せになるため、もしくはよりよい社会秩序を保つための考え方、習慣みたいなものだと思う。前世や来世があると思うだけで、思考や行動が変わる。

しかし現代の世界で、さまざまな宗教はうまく機能していないように思う。 日本人は、経済成長よりも、物質的な豊かさよりも、精神的な豊かさ、つまりは、幸せになるための考え方、習慣、学問を必要としていて、再度、日本神道、日本仏教を見直し、さらに昇華させて、他の素晴らしい思想も取り入れたりしながら、心豊かな時代にしていくべきである。金融資本主義の次の世の中の仕組みは、『徳』をベースにした社会、法律、システム、ルールを切り替えて行く必要があるのではないかと個人的に思っている。夢物語かもしれないが、村単位では可能かと。小さな村の集合体が、国(小さな国)。そんな社会がいいのではないかと思っている。いずれにしても、ここ10年から20年で社会も国も世界もがらりと変わる。ならば、殺伐とした世界ではなく、いい世界に変わってほしいものである。

これからの社会を考える時に、ブータンが経済成長よりも、GNH(国民総幸福感)を指標としているのはいいお手本である。

ブータン国立研究所所長である、カルマ・ウラはGNHについて次のように述べている。「経済成長率が高い国や医療が高度な国、消費や所得が多い国の人々は本当に幸せだろうか。先進国でうつ病に悩む人が多いのはなぜか。地球環境を破壊しながら成長を遂げて、豊かな社会は訪れるのか。他者とのつながり、自由な時間、自然とのふれあいは人間が安心して暮らす中で欠かせない要素だ。金融危機の中、関心が一段と高まり、GNHの考えに基づく政策が欧米では浸透しつつある。GDPの巨大な幻想に気づく時が来ているのではないか。」

幸せになるための思想、哲学

日本の精神文化、東洋思想を研究した中村天風や安岡正篤の書籍は
秀逸だと思う。彼らのような思想家がもっと日本にも現れ、考えや
思想を発展して行ってもらえれば日本の未来も明るいと思う。

神道や仏教に興味を持ち出し、勉強をはじめると、仏教の起源や
道教、儒教などにも興味を持ち、いろいろと調べはじめてしまう。

老子、壮士、孔子等の中国古典の考え方も日本の精神文化の基礎と
なっているし、今でも、これからも通用する名言は多い。

その中でも、小欲知足。『欲を少なくして、足るを知る』は、
現代の物質至上主義、大量浪費文化とも言える現代の我々が
心するべき言葉に思う。

物質とお金で満たされても、満足せず、もっともっとと思う
心が貧しい。社会常識や他人との比較をせず、今で十分と思うと
心は満たされます。

男性はよりいい女性に気に入られるために、お金持ちになりたいと
がんばる。お金を持っている男性よりも、その人の精神性や
徳の高さ、品格等で男性を選ぶようになれば、日本の男性も変わる
と思います。

女性にとっても、男性にとっても、どのような相手と結婚するかは
人生で最も重要な岐路であり、決断だと思います。

見た目も大事ですが、お金を持っているうんぬん、相手の職業、
相手の家柄等で選ぶのではなく、相手の心で、選ばれると幸せに
なる可能性は高いと思います。

徳が高く、少欲知足の精神を持っている男女であれば、どんな困難や
苦労も乗り越えらると思います。

また、家族において大切にする考え方や家訓(戒律)がある方が
考え方や行動に明確な指針ができて、迷いが少なくなります。

宗教や哲学を持たず、社会の一般常識やメディアに考え方を洗脳されたり
していると、夫婦喧嘩は絶えず、本当の幸せは永遠に訪れません。

幸せになるための思想、学問として安岡正篤の書籍はおすすめです。