自分の人生を生きる

心の声に従って、自分の人生を生きる

「心はどこにあるのか?」先日、テレビのNHKの番組で「心は脳にある」と
科学者が説明をしていた。脳とは何かという定義にもよるが、脳が様々な刺激を
捉え認識し、また様々な知識を蓄え、考え、決断を下す場所だとするならば、
心は、脳の中に存在をするのではなく、もっと生物として原始的な場所、本能とも
言える場所、おそらく神経細胞やDNAレベルに埋め込まれているものだと思う。
心は、考えたりせず、感じる場所で、好き嫌いを示す場所だ。そして、何万年、
何億年もの過去の経験のデータベースが蓄積されている場所。
私たちが美味しいものを美味しいと感じたり、体に悪いものを、毒物などを
まずいと感じたりするのは、我々が生物として、引き継いできた過去のデータ
ベースによるものである。他の動物も同じである。
動物にも心があるかというと、私はあると思う。動物が本能のままに、行動を
すること、それこそが心のままに行動をするということである。
心は、感じる場所である。好き嫌いを理屈を超えて感じるところである。
過去の膨大なデータベースにアクセスをして、直感や予感、不安などを
感じる場所である。
私たちは、今、知識と常識的な考え方を中心とする「脳」、顕在意識をベースに
物事を考え、決断を下したりしている。しかし、その脳で考えている知識や概念、
常識というのは、どれだけ正しいものなのだろうか?概念や常識は、国によっても
違うし、時代が変われば概念も常識も変わる。宗教が違っても概念や常識、知識も
変わってくる。例えば、結婚という制度やあるべき姿も、国によっても違うし、
時代が変われば大きく、変わってくる。(母の子への愛は普遍で本能的、心とも
言えるもの。これは国を超えて、時代を超えて普遍である。だから母は強い)
私たちは、その時代時代の幻想ともいうべき概念や常識をベースに物事を脳で
理性的に考え、より良い結論を導き出そうとしている。
しかし、そこで出された答えは、本当のあなたの心(本当のあなた)が
出した答えではないケースがほとんどだろう。
自分の心と普通の人は対話をしない。だから自分が本当は何を望んでいるのか?
何か好きでどのように生きたいのか、わからないまま学校に行き、社会に出る。
周りに流され、一般常識の中でより良い選択をし続けているつもりでも、本当の
自分の心の声を聞いてないので、誰の人生を歩んでいるのかもわからない。
自分がそれに対して、疑問に思っても親や周囲の意見、マスメディア等に流さ
れてしまって大衆の一部として、同じような行動、生き方をしてしまう。

心とは、本当のあなたです。そこには理性的なものや一般常識、概念なんて
ものはありません。好きか嫌いか、どう感じるか、美味しいか、まずいか、
感動するか、嫌悪感を感じるか。それらがベースにあってその人の個性や
性格を形成するのです。何をどう感じるか(考えるかではなく)が、その人の
心のベースであり、個性や性格のベースなのです。感じ方まで世間一般に
合わせる必要はありません。人にどう思われるかなど気にしないで
自分の心に耳を傾けて、自分が好きなように生きてみてはどうですか?

生きている間のあなたの評判が気になりますか?
死んだ後のあなたの評判が気になりますか?
それらのために、本当は望まない他人の人生を歩むのですか?

なぜ、今の生活を続けるのか?なぜ、我慢するのか?なぜ働くのか?
なぜ、人の目を気にするのか?なぜ、他人の期待に応えようとするのか?
なぜ、嫌いな人を付き合うのか?なぜ、自分を偽るのか?
私たちは、生活をしていくためだけに毎日、働き、支払いをして死んでいく
のでは、人生は勿体ないです。自分の時間をお金に売ってしまうのは
本当に勿体ないです。仕方がないと諦めてしまわないで、できる方法を
模索し続けるべきです。心の声と対話をしながら。

その生き方、その働き方、その子育てが本当にいいと心から思っていますか?
心から感じていますか?心はなんて言っていますか?

自分の心と話をする、自分の心の声を見つける、いい方法は、今の日々の
生活、日常から離れることです。しばらく、仕事を休んで、海外で数ヶ月、
過ごしてみましょう。学生であれば、学校を休んで、世界を旅をしましょう。
その経験が、自分の心との対話の第一歩になるでしょう。
世界各地の様々な常識、非常識、概念、習慣、文化を体感することで
自分を縛っていた色々なものから解き放たれ、心の声がクリアになります。
忙しい日常の中でなかなか、自分の心と対話をすることはできません。
できるとすれば、瞑想の習慣を持ち、無意識で何も考えない時間を
日々の中で作ることです。非日常で何も考えない時間を持つ。

あなたの心の声は、子どものように驚くほど、わがままです。
そしてあなたの未熟で可愛い、子供のようなあなたの心(本当の自分)を
愛してあげましょう。

できれば心が揺さぶられるような感動を味わい、笑い、泣き、楽しむ。
たくさんの夢を見て、たくさんの挑戦をしてみて、できるだけ多くの
失敗をする。そして苦しむ。悩む。そういう経験一つ一つがあなたの
心の栄養、データベースになり、あなたの心は成長をして行きます。

そうして、成長したあなたの心がベースとなる行動や発言などを見て
あなたの子供の心が揺さぶられ、子供の心の成長につながります。
そして、それは子々孫々と受け継がれていくものなのです。

心の声を聴かない人生は悲しい人生です。
心の声の聴いても、その通りに生きられないのは残念な人生。
心の声を聴いて、失敗をしてもその通りに生きるのが後悔のない人生です。

自分の人生を生きましょう。それは心の声を聞くことです。
他人の意見を聞くことではありません。
どのような問題も、それを解決する答えは必ず自分の中にあります。
それは自分の心の声を聴き、それに従うということです。
あなたの人生を決める答えは、他人ではなくあたなに心にあるのです。

 

edit by Maruo Shinzo